2023年12月21日(木)に、M-EMS認証機構(みえ環境マネジメントシステム)のメンバーと三重GPNの事務局メンバーとで三重GPNの事務局の引き継ぎと意見交換会を行いました。

 2010年4月から、三重GPNの事務局を担っていたM-EMS認証機構から三重GPNの代表幹事で、三重大学地域イノベーション学研究科客員教授の朴 恵淑研究室が三重GPNの事務局を担うこととなり、三重大学生と留学生を中心とする三重GPNの事務局メンバーへの引き継ぎと共に、三重GPNのさらなる発展的展開のための意見交換会を行いました。

 M-EMS認証機構(みえ環境マネジメントシステム)は、企業等の経営に当たって環境への負荷を管理・低減するための仕組みで、中小企業向けにより分かりやすく取り組みやすい環境マネジメントシステムとして2004年9月から普及を図っています。M-EMSは、地域や地球環境への負荷の低減を図る活動に取り組むことによって、コスト削減等の環境経営を促進する仕組みであります。運用負担の少ないステップ1とISO14001とほぼ同じ要求事項のステップ2の二つの規格を特徴としており、ステップ2には産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分の優良認定業者登録のためのEA21と相互認証規格のステップ2Wの規格があります。

 三重GPNの事務局とM-EMS認証機構(みえ環境マネジメントシステム)は、2030年の持続可能な開発目標(SDGs)の達成及び2050年の脱炭素社会創生のトップランナーとなるために、三重県の自治体、アカデミア、企業、団体とのプラットホームとしての役割を積極的に担い、SDGsの究極的目標である「誰一人取り残さない」の実現、ハードとソフトのイノベーションによる大変革をもたらす持続可能な三重創生に貢献できるよう、これからも緊密な連携活動を深めることが話された、大変有意義な意見交換会となりました。