２０２３年１２月２１日（木）に、シャープディスプレイテクノロジー（株）亀山工場の白瀧 勝様と三重GPNの事務局メンバーとで持続可能なものづくりについて意見交換会を行いました。
シャープディスプレイテクノロジー（株）亀山工場は、２００４年から２０１２年にかけて展開された「世界の亀山」ブランドの液晶テレビの生産で知られ、２０１２年以降はスマートフォン用のIGZOディスプレイが主力となっています。シャープディスプレイテクノロジー（株）亀山工場では、技術・生産部門を中心に省エネと廃棄物削減のワーキンググループを立上げ、環境負荷低減を図るとともに、省エネ性能に優れた液晶製品を開発・製造し、環境配慮型商品の創出に努めています。また、地域社会から信頼される工場を実現するため、地域の環境活動にも積極的に参加をしてコミュニケーションを深めています。
三重GPNの朴 恵淑代表幹事とシャープディスプレイテクノロジー（株）亀山工場の白瀧 勝様は、２００５年１月に創設された「亀山市総合環境研究センター」の発足に伴う「かめやま環境市民大学」開講を通じて、亀山工場への見学会の実施や講演会など、緊密な協力関係が続いています。特に、２０１６年３月に出版された「亀山学」において、『「世界の亀山モデル」の液晶テレビ工場』の執筆を頂きました。「亀山学」は、亀山市の過去を知り、現在を理解し、未来を創る地域学として、身近な地域について考え、行動することで、地域と世界が繋がっていることに気づき、地球市民としての自覚とノウハウが地域へフィードバックでき、産官学民とのグローバル・パートナーシップによる持続可能な亀山づくりが可能となることを示唆しています。
シャープディスプレイテクノロジー（株）亀山工場の白瀧 勝様と三重GPNの事務局メンバーとの意見交換会を通じて、三重GPNは、地域に根ざし、世界へ通用できる環境経営の企業と共に成長する組織であることが再認識できた、大変有意義な機会となりました。
