1月16日(木)の午後6時30分から50分までの「FM三重」の生放送番組に、朴 恵淑「三重GPN」代表幹事/三重県日中友好協会副会長・細野 幸三重県日中友好協会事務局長・中国上海出身の中原慧敏伊賀市職員と「FM三重」の代田和也アナウンサーとで、2月2日(日)の午前10時30分から午後4時30までに、津お城西公園において、入場無料で開催される「第2回三重春節祭」について、楽しいトークを行いました。
最初に、朴 恵淑「三重GPN」代表幹事/三重県日中友好協会副会長は、中国の旧正月の春節について紹介を行いました。春節(旧正月)は、2024年12月に、ユネスコ無形文化遺産として登録されたことが言及されました。同じく、日本の伝統的な酒造りもユネスコ無形文化遺産に登録され、歌舞伎(2004年に登録)や和食(2013年に登録)と共に、日中の無形文化遺産に世界的関心が高くなっていることを話しました。
春節(旧正月)は、家族で過ごすことが多いので、春節(旧正月)は、民族大移動の期間でもあります。2025年の春節(旧正月)に伴う連休は、春節(旧正月)前日の1月28日から2月4日まで8日間行われますが、丁度、「第2回三重春節祭」は、春節(旧正月)の連休中の2月2日に開催されることとなります。年末年始には、想像上の生き物の年(ニェン)が悪さをしないよう、年(ニェン)が嫌う赤い色を飾ったり、爆竹や花火の大きな音で追い払ったりするのが春節(旧正月)の由来として言われています。また、春節(旧正月)に食べると縁起のよい食べ物として、魚、水餃子(シュイジャオ)などを食べます。三重県と河南省は、1986年に友好提携を結んでおり、2026年は40周年を迎えます。河南省は、日本の総人口に匹敵する、人口約1億人規模の地域であり、カンフー(クンフー)で知られる少林寺でも有名な地域であります。
続いて、細野 幸三重県日中友好協会事務局長は、昨年2月10日に開催された「第1回三重春節祭」について語りました。約1100名の来場となり、三重の方々に中国の春節(旧正月)の雰囲気を楽しんで頂けたと述べました。特に、中国北部の民族舞踊のヤンコ踊り、猪八戒など三国志の登場人物など、派手な衣装を身に着けた人たちが会場内を練り歩くことで、春節祭の雰囲気を盛り上げることができたと言及しました。その他にも、高虎太鼓や武術太極拳、中国舞踊、ハーモニカ、二胡、中国の歌の披露などがあり、屋台、お店においては、中華まんや焼き鳥、中国家庭料理などが大人気で、売り切れてしまうお店もあったと振り替えました。「第2回三重春節祭」について、三重県日中友好協会のHPに記事をアップしていることを伝え、「三重春節祭」および「三重日中」で検索すると、より多くの情報が入手できることを案内しました。
さらに、中国上海出身の中原慧敏伊賀市職員は、今年の「第2回三重春節祭」の見どころについて語りました。今年は、出演者数も出店者数も去年より増えており、舞台では、高虎太鼓、ヤンコ踊り、舞踊、武術太極拳、二胡、ハーモニカ、中国の歌が披露され、今年はマジックショーの時間や中国人留学生さんによる古筝(こそ)(中国のお琴)が披露され、店舗では、焼き鳥、肉まんの他にも麻辣湯など中国料理のお店が出店すると語りました。
河南省などの文化紹介や中国雑貨や花束の販売、電気自動車BYDも展示され、春節祭の最後には、抽選会を行うので、素晴らしい賞品を楽しみにして頂きたいと述べました。
なお、「第2回三重春節祭」について、中国語による案内を行い、中国の文化に興味を持つ多くの三重県民へ積極的なアピールを行いました。
最後に、「三重GPN」は、三重県の産官学民との緊密な連携によるプラットフォームの役割を活かし、春節(旧正月)が、2024年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されたことで、日中友好のさらなる発展的展開のための大きなターニングポイントとなることから、「第2回三重春節祭」の関係者との連携を強化します。
「三重GPN」は、事務局を三重大学内の朴 恵淑研究室に置き、事務局メンバーは、日本人学生だけでなく、中国からの留学生が担っている強みを活かし、三重県を中心としながら、日本、中国、韓国などのアジア諸国、世界に向けたグローバルと地域(ローカル)を繋ぐグローカル活動に力点を置き、国際的にも積極的な発信を行います。
「第2回三重春節祭」を通じて、「三重GPN」は、環境・経済・社会の調和の取れた、持続可能な社会創生のための産官学民の緊密な連携を図るプラットフォームの役割を強化し、地域に根ざし、世界へ通用できる、常に成長する組織として、社会的責任(CSR)を果たすことはもちろんのこと、共有価値の創造(CSV)に貢献します。